機能改善 領収データ発行機能にてインボイス制度の書式での出力に対応しました。 詳しくはこちらをご覧ください。

新機能 参加者によるイベント出席機能をリリースしました。今までは主催者による出席管理機能はありましたが、大規模イベント等での受付処理が大変とのフィードバックをいただいてました。今後はイベント作成時に発行される「出席コード」を会場現地や配信で共有してもらうことで、参加者自身でイベント出席登録を行うことができるようになります。これにより受付処理が容易になりますので、イベント主催者の皆様はぜひご活用ください。詳しくはこちらのニュース特集ページ をご確認ください。

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May

26

第32回 WBA勉強会[オンライン]

脳の一般原理に基づく認知発達と発達障害

Organizing : 特定非営利活動法人 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ

Hashtag :#wba32
Registration info

一般参加

1000 (Pre-pay)

FCFS
55/150

学生参加

Free

FCFS
38/50

About Prepayment

About Prepayment Contact Info:

(Only shown to attendees.)

Cancel/Refund Policy:

やむを得ずキャンセルされる場合は、参加費用の払い戻しをします。「イベントへのお問い合わせ」からご連絡ください。

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Description

第32回 全脳アーキテクチャ勉強会[オンライン]

テーマ:脳の一般原理に基づく認知発達と発達障害

開催趣旨: 脳の一般原理として知られる「予測符号化」や「自由エネルギー原理」は、人間のさまざまな認知過程を統一的に説明しうる理論として、多くの研究者の注目を集めてきた。全脳アーキテクチャ勉強会でも、主体性や感情を説明する数理モデルとして何度か議論されている。本勉強会では、環境認識や運動生成、他者とのコミュニケーションなど、人間の多様な認知機能の機序として、また人間のように振る舞う人工知能の設計原理として、これらの理論がもつ可能性を議論する。特に、人間の認知過程を内部観測者視点から解明する発達障害当事者研究と、内部観測者視点からのモデル設計をとおして仮説検証を繰り返す計算論的研究の、二つのアプローチから最新研究を紹介する。2016年に始動し、今年が最終年度となるCREST「認知ミラーリング」での成果を中心に、今後、人工知能研究が人間の知能の理解と支援に役立つ可能性を議論する。

勉強会開催詳細

  • 日 時:2021年5月26日(水) (18:00~21:00)
  • 会 場:オンライン Zoom Meeting
  • 定 員:200名
  • 主 催:NPO法人 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ
  • 運 営:WBA勉強会実行委員会
  • 協 賛:CREST 認知ミラーリング:認知過程の自己理解と社会的共有による発達障

申し込みから参加までの流れについては、下記を参照ください。

WBA勉強会用Slackチャンネルについて

ご希望の参加者さまには、「WBAレクチャー」のSlackチャンネルにご招待します。Slackチャンネル上では、下記内容を予定しております。

公開出来るスライド資料がある場合、事前公開いたします 当日質疑応答では、Slackからのご質問を優先的に選ばせて頂きます イベント終了後や翌日に、講師が直接質問にご回答させて頂きます ご参加者さま同士での、勉強会内容についての議論も歓迎です ※ すべてのご質問にお答えする事を約束するものではありません。 ※ Slackチャネルに参加ご希望の場合は,お申込み時にアンケートで参加希望とお答え下さい。

参加枠/参加費について

今後とも、当勉強会を末永く続けてゆくために、主要な支出である講師謝金・配信運営費等の必要経費について、学生以外の参加者に分担していただく方針とさせていただきます。参加をご検討の皆様には何卒ご理解いただけますと幸いでです。

一般参加

先着順になります。お支払いいただいた代金は、今回の講師謝金および配信運営費に充当させていただきます。Zoomミーティングでオンラインで実行いたします。参加方法については下記、「申し込みから参加までの流れ」をご確認下さい。

また、一部でconnpassの支払いでエラーのトラブルが起きているため、申込み出来ない場合は下記ページよりお申し込み頂けますでしょうか。お手数おかけしますがよろしくお願い致します。 https://techplay.jp/event/816524

学生参加

未来への投資のため、無料で参加可能です。参加時のアンケートで、本名や所属校などをお答え頂く必要があります。またSlack参加時は自己紹介や質問など積極的にご参加頂ければ幸いです。

講演スケジュール

時間 内容 講演者
17:55 開場
18:00 開会の挨拶 山川 宏(全脳アーキテクチャ・イニシアティブ)
18:05 趣旨説明 長井 志江(東京大学)
18:15 当事者研究について 熊谷 晋一郎(東京大学 先端科学技術研究センター)
19:05 休憩(10分)
19:15 神経回路モデルによる予測符号化理論の構成的検証 長井 志江(東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構)
19:55 ディスカッション 大森 隆司(モデレーター)、長井 志江、熊谷 晋一郎、山川 宏
20:35 次回勉強会の告知 大澤 正彦(日本大学)
20:40 Closing Remark 藤井 烈尚(実行委員長)
20:45 終了
20:55 懇親会 オンライン(別途申し込みが必要です)

当事者研究について

講演者:熊谷 晋一郎(東京大学 先端科学技術研究センター 准教授)

概要: 唯一無二の自分という存在について、共同的に探求する当事者研究という営みは、精神障害のある人々が地域で暮らすなかで直面する様々な逆境に対処するための自助・社会変革の方法として誕生し、その後、依存症、発達障害、子育ての苦労など、障害の有無さえも越えて、あらゆる困難の領域に広がっていった。本講義では、当事者研究の歴史的背景、方法、具体例について紹介する。

神経回路モデルによる予測符号化理論の構成的検証

講演者:長井 志江(東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授)

概要: 予測符号化理論はどのようにどこまでの認知機能を説明しうるのであろうか。本講演では、予測符号化理論に基づいて駆動する神経回路モデルを用いた、ロボットの学習実験を紹介する。感覚運動経験をとおした予測機能の発達により、運動生成やそれに基づく社会的能力が連続的に獲得されること、また、発達障害当事者研究から得られた仮説に基づいて、予測信号の不確実性の変動が発達障害を含む認知機能の多様性を生じることを示す。


申し込みから参加までの流れ

一般参加枠の方

  1. このconnpassから申し込み、PayPalでお支払いをお願いします。
  2. Zoom アプリの準備がまだの方はお使いの端末にインストールしておいてください。
  3. 開催前日および当日、Connpass から Zoom ミーティングのIDとパスワードに関するお知らせが届きます。
  4. 開場時間(17:55)になりましたらconnpassから送られたURLをクリックし、Zoomにアクセスしてください。

学生参加枠の方

  1. このconnpassから学生参加を選択し、参加申し込みして下さい
  2. お申し込みの際、アンケートで氏名や所属校などなどをご記入下さい
  3. Zoom アプリの準備がまだの方はお使いの端末にインストールしておいてください。
  4. 開催前日および当日、Connpass から Zoom ミーティングのIDとパスワードに関するお知らせが届きます。
  5. 開場時間(17:55)になりましたらconnpassから送られたURLをクリックし、Zoomにアクセスしてください。

Zoomパーフェクトマニュアル


運営スタッフ

  • プログラム委員長:長井 志江
  • 実行委員長:藤井 烈尚
  • 司会:大森 隆司
  • Zoomホスト:生島 高裕、横田 浩紀
  • Zoom共同ホスト:福沢 栄治、孫 暁白
  • connpass:孫 暁白、藤井 烈尚
  • 広報/WBAI事務局:荒川 直哉

全脳アーキテクチャ勉強会創設者

◎ 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 一杉裕志

1990年東京工業大学大学院情報科学専攻修士課程修了。1993年東京大学大学院情報科学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年電子技術総合研究所(2001年より産業技術総合研究所)入所。プログラミング言語、ソフトウエア工学の研究に従事。2005年より計算論的神経科学の研究に従事。 「全脳アーキテクチャ解明に向けて」

◎ 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 山川宏

1987年3月東京理科大学理学部卒業。1992年東京大学で神経回路による強化学習モデル研究で工学博士取得。同年(株)富士通研究所入社後、概念学習、認知アーキテクチャ、教育ゲーム、将棋プロジェクト等の研究に従事。フレーム問題(人工知能分野では最大の基本問題)を脳の計算機能を参考とした機械学習により解決することを目指している。

◎ 東京大学 教授 松尾豊

1997年東京大学工学部卒業。2002年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。産総研、スタンフォード大学等を経て、2007年から東京大学勤務。深層学習を中心とする人工知能の研究に従事。産学連携やスタートアップの育成などにも取り組む。 http://ymatsuo.com/japanese/

全脳アーキテクチャ・イニシアティブ創設賛助会員

株式会社ドワンゴトヨタ自動車株式会社パナソニック株式会社株式会社IPパートナーズ株式会社東芝

全脳アーキテクチャ・イニシアティブでは、賛助会員を募集しております。賛助会員に登録いただきますと、当サイトに貴団体ロゴとホームページへのリンク掲載や、各種イベントの優先参加など、さまざまな特典がございます。詳しくは、こちらをご覧ください。

これまでに開催された勉強会の内容

第31回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:予測する脳と主体性の現象学

  • 自由エネルギー原理からエナクティビズムへ | 吉田正俊(北海道大学 CHAIN 特任准教授)
  • 「境界のない外」をどう考えられるか?──現象学の観点から | 田口茂(北海道大学 CHAIN 教授)

第30回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:汎用AIと共生インタラクション

  • Brain-Computer interfaceによる脳とAIのインタラクション | 栁澤 琢史(大阪大学)
  • ヒューマンエージェントインタラクション:AIとHCIの葛藤 | 今井 倫太(慶應義塾大学)

第29回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:脳と創造性

  • ひらめきは準備された心にやってくる ー認知科学における創造性研究ー | 三輪 和久(名古屋大学)
  • 創造性における多角的なアプローチ ー認知・身体・他者ー | 清水 大地(東京大学)

第28回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:社会性の認知モデル

  • ナイーブな欲求に基づくインタラクションの始まりとデザイン | 竹内 勇剛(静岡大学)
  • 社会性の認知脳メカニズム | 嶋田 総太郎(明治大学)
  • 「心の理論」の計算論的モデリング | 中橋 亮(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

第27回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:確率的グラフィカルモデルと脳

  • 動的ボルツマンマシンとPommerman | 恐神 貴行(IBM 東京基礎研究所)
  • 確率的グラフィカルモデルと離散構造処理 | 石畠 正和(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)

第26回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:自由エネルギー原理

  • 正解のない問題の解決: 実用的知能と行動選択の心理学 | 熊田 孝恒(京都大学)
  • 感情と感情障害のしくみ -自由エネルギー原理の観点からとらえ直す- | 乾 敏郎(追手門学院大学)

第25回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:計算論的精神医学

  • エンジニアのための計算論的精神医学 | 浅川 伸一(東京女子大学)
  • 計算論的精神医学:脳の計算理論に基づく精神障害の病態理解 | 山下 祐一(国立精神・神経医療研究センター)

第24回 全脳アーキテクチャ勉強会

  • トップダウン制約からの強化学習と社会学習 | 高橋 達二(東京電機大学)
  • 仮説生成に向けた等価性構造抽出 | 佐藤 聖也(東京電機大学)
  • 現代人工知能によって何が変わるのだろうか | 前田 英作(東京電機大学)
  • アブダクションは具体的に研究しうる〜遮蔽補完の計算論〜 | 坂本 一寛(東北医科薬科大学)

第23回 全脳アーキテクチャ勉強会&第4回WBAハッカソン説明会 テーマ:脳における強化学習

  • 強化学習 もう一つの源流:分類子システム | 荒井 幸代(千葉大学)
  • 脳における強化学習| 太田宏之先生(防衛医大)

第22回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:自律性と汎用性

  • 創発インタラクションの意義:機能分化に対する変分原理と数理モデル | 津田 一郎(中部大学創発学術院)
  • デザインされた行動から自律発達的な行動へ:インテリジェンスダイナミクスに関して | 藤田 雅博(ソニー株式会社)
  • 勉強会概要と発表資料

第21回 全脳アーキテクチャ勉強会 テーマ:「推論」

  • 【脳科学】前頭葉での推論 | 坂上雅道(玉川大学)
  • 【認知科学】人の推論過程 | 服部雅史(立命館大)
  • 【人工知能】ベイジアンネット | 植野真臣(電気通信大学)
  • 勉強会概要と発表資料

第20回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 海馬における文脈表現

第19回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 脳・人工知能とアナログ計算・量子計算

第18回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 全脳規模計算

第17回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 失語症と発達性ディスレクシア ~

  • 失語症と発達性ディスレクシア
  • 脳内神経繊維連絡と失語症
  • 発達性ディスレクシア - 生物学的原因から対応まで

第16回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 人工知能は意味をどう獲得するのか ~

  • ヒト大脳皮質における意味情報表現
  • 画像キャプションの自動生成

第15回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 知能における進化・発達・学習 ~

第14回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 深層学習を越える新皮質計算モデル ~

  • 大脳新皮質のマスターアルゴリズムの候補としての Hierarchical Temporal Memory (HTM) 理論
  • サル高次視覚野における物体像の表現とそのダイナミクス
  • 勉強会概要と発表資料

第13回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ コネクトームと人工知能 ~

第12回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 脳の学習アーキテクチャー ~

第11回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ Deep Learning の中身に迫る ~

  • 深層学習の学習過程における相転移
  • Deep Neural Networks の力学的解析
  • SkymindのDeep Learning への取り組み
  • 勉強会概要と発表資料

第10回 全脳アーキテクチャ勉強会 「全脳アーキテクチャのいま」~ 全脳アーキテクチャプロジェクトとそれをとりまく周辺の最新状況報告 ~

  • 全脳アーキテクチャの全体像
  • 人工知能の難問と表現学習
  • 全脳アーキテクチャと大脳皮質モデル BESOM の実用化研究の構想
  • 全脳アーキテクチャを支えるプラットフォーム
  • 人工知能・ロボット次世代技術開発
  • 汎用人工知能に向けた認知アーキテクチャが解決するべき知識の課題
  • 感情モデルと対人サービス
  • 若手の会の活動報告
  • 勉強会概要と発表資料

第9回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 実世界に接地する言語と記号 ~

  • 脳内視覚情報処理における物体表現の理解を目指して ~ Deep neural network の利用とブレイン・マシン・インタフェースへの応用 ~
  • 記号創発ロボティクス ~内部視点から見る記号系組織化への構成論的アプローチ~
  • 脳科学から見た言語の計算原理
  • 勉強会概要と発表資料

第8回 全脳アーキテクチャ勉強会 時系列データ ~ 脳と機械学習技術は時間をどう扱うのか ~

  • 脳における時間順序判断の確率論的最適化
  • 順序とタイミングの神経回路モデル
  • 深層学習によるロボットの感覚運動ダイナミクスの学習
  • 勉強会概要と発表資料

第7回 全脳アーキテクチャ勉強会 感情 ~ 我々の行動を支配する価値の理解にむけて ~

  • 感情の進化 ~ サルとイヌに見られる感情機能 ~
  • 情動の神経基盤 ~ 負情動という生物にとっての価値はどのように作られるか? ~
  • 感情の工学モデルについて ~ 音声感情認識及び情動の脳生理信号分析システムに関する研究 ~
  • 勉強会概要と発表資料

第6回 全脳アーキテクチャ勉強会 統合アーキテクチャー ~ 神経科学分野と AI 分野の研究蓄積の活用に向けて ~

  • 分散と集中:全脳ネットワーク分析が示唆する統合アーキテクチャ
  • 脳の計算アーキテクチャ:汎用性を可能にする全体構造
  • 認知機能実現のための認知アーキテクチャ
  • 勉強会概要と発表資料

第5回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 意思決定 深いゴール探索と深い強化学習の技術をヒントにして、前頭前野の機構の解明を目指す ~

  • Deep Learning とベイジアンネットと強化学習を組み合わせた機構による、 前頭前野周辺の計算論的モデルの構想
  • BDI ― モデル、アーキテクチャ、論理 ―
  • 強化学習から見た意思決定の階層
  • 勉強会概要と発表資料

第4回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 機械学習と神経科学の融合の先に目指す超知能 ~

  • 全脳アーキテクチャ主旨説明
  • AI の未解決問題と Deep Learning
  • 脳の主要な器官の機能とモデル
  • 脳をガイドとして超脳知能に至る最速の道筋を探る
  • 自然な知覚を支える脳情報表現の定量理解
  • 脳型コンピュータの可能性
  • 勉強会概要と発表資料

第3回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 海馬:脳の自己位置推定と地図作成のアルゴリズム ~

  • 「SLAM の現状と鼠の海馬を模倣した RatSLAM」
  • 「海馬神経回路の機能ダイナミクス」
  • 「人工知能 (AI) 観点から想定する海馬回路の機能仮説」
  • 勉強会概要と発表資料

第2回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 大脳皮質と Deep Learning ~

  • 「大脳皮質と Deep Learning」
  • 「視覚皮質の計算論的モデル ~ 形状知覚における図地分離と階層性 ~」
  • 「Deep Learning 技術の今」
  • WBA の実現に向けて: 大脳新皮質モデルの視点から
  • 勉強会概要と発表資料

第1回 全脳アーキテクチャ勉強会 ~ 機械学習と神経科学の融合の先に目指す超知能 ~

  • 勉強会開催の主旨説明
  • AI の未解決問題と Deep Learning
  • 脳の主要な器官の機能とモデル
  • 脳を参考として人レベル AI を目指す最速の道筋
  • 勉強会概要と発表資料

全脳アーキテクチャ勉強会の開始背景(2013年12月)

人間の脳全体構造における知的情報処理をカバーできる全脳型 AI アーキテクチャを工学的に実現できれば、人間レベル、さらにそれ以上の人工知能が実現可能になります。これは人類社会に対して、莫大な富と利益をもたらすことが予見されます。例えば、検索や広告、自動翻訳や対話技術、自動運転やロボット、そして金融や経済、政治や社会など、幅広い分野に大きな影響を与えるでしょう。

私達は、この目的のためには、神経科学や認知科学等の知見を参考としながら、機能的に分化した脳の各器官をできるだけ単純な機械学習器として解釈し、それら機械学習器を統合したアーキテクチャを構築することが近道であると考えています。

従来において、こうした試みは容易ではないと考えられてきましたが、状況は変わりつつあります。すでに、神経科学分野での知見の蓄積と、計算機速度の向上を背景に、様々な粒度により脳全体の情報処理を再現/理解しようとする動きが欧米を中心に本格化しています。 また Deep Learning などの機械学習技術のブレークスルー、大脳皮質ベイジアンネット仮説などの計算論的神経科学の進展、クラウドなどの計算機環境が充実してきています。

こうした背景を踏まえるならば、全脳型 AI アーキテクチャの開発は世界的に早々に激化してくる可能性さえあります。 そこで私達は、2020年台前半までに最速で本技術を実現できるロードマップを意識しながら、この研究の裾野を広げていく必要があると考えています。 そしてこのためには、情報処理技術だけでなく、ある程度のレベルにおいて神経科学等の関連分野の知見を幅広く理解しながら、情熱をもってこの研究に挑む多くの研究者やエンジニアの参入が必要と考えています。

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Fujii

Fujii published 第32回 WBA勉強会[オンライン].

04/25/2021 17:16

第32回 WBA勉強会[オンライン] を公開しました!

Group

全脳アーキテクチャ勉強会

脳全体のアーキテクチャに学び人間のような汎用人工知能を創る(工学)

Number of events 38

Members 1897

Ended

2021/05/26(Wed)

18:00
20:45

You cannot RSVP if you are already participating in another event at the same date.

Registration Period
2021/04/25(Sun) 17:16 〜
2021/05/25(Tue) 23:30

Location

オンライン

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Attendees(93)

godel

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Shin IKEDA

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mutekkie

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t_masuda

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Oka Natsuki

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mizoken001

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K.N.

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泰明彦

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YoshikiFukada

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moroqq82

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